しわしわの梅干しみたい……目立つあごのシワの原因&対策方法

しわしわの梅干しみたい……目立つあごのシワの原因&対策方法
あごに梅干しのようなシワができると、実年齢より老けた印象を与えてしまいます。
しかもあごは、鏡で顔を見るときもあまり目が行き届かないもの。
そのため、ある日突然「いつの間にかあごにシワができていた……!」と驚く人も少なくありません。
一体なぜ梅干しのようなシワができてしまうのでしょうか。原因と対策方法を深く掘り下げてご紹介いたします。
梅干しみたいな「あごのシワ」ができる原因とは?
あごのシワには、唇の下からあごにかけて伸びる「オトガイ筋」という筋肉が大きく関係しています。
このオトガイ筋が衰えると、口を閉じたときにオトガイ筋が緊張し、肌の表面にシワが寄ってしまうのです。
なお、オトガイ筋が衰える原因には以下のようなことが挙げられます。
・口周りの筋肉を使っていない
・口呼吸
・歯並びや骨格の問題
普段から人と会話をする機会が少ない方や表情が乏しい方、柔らかいものばかり食べている方、無意識に口がぽかんと開いてしまう方などは、
オトガイ筋だけでなく頬や口周りの筋肉まで衰えています。
すると口を閉じたときにオトガイ筋に大きな負担がかかり、シワができやすくなるのです。
あごのシワの対策方法
・口呼吸をやめる
口呼吸はあごのシワを形成するだけでなく、口臭や二重あごの原因にもなります。
デメリットしかない口呼吸は今すぐやめて、鼻呼吸を行いましょう。
なお、どうしても口が開いてしまう場合は、いびき防止用の口閉じテープを使うのがおすすめです。
鼻が詰まって鼻呼吸がしにくい方は、病院で早めに治療しましょう。
・口輪筋を鍛える

口輪筋とは、口の周りにある筋肉のこと。
この部分を鍛えると口が閉じやすくなり、オトガイ筋の衰えや口呼吸を防ぐことができます。
以下のようなエクササイズを、こまめに実践してみましょう。
~あいうべ体操~
「あ・い・う・べー」と口を大きく開け、最後の「べー」で舌を突き出して下に伸ばします。
あご先を舌で舐めるように突き出すことがポイントです。
~ペットボトルを使ったエクササイズ~
1. 空のペットボトルに100~200mlの水を入れる
2. 唇でペットボトルの飲み口をくわえて、10秒キープ
※歯で挟まず、唇の力だけでキープしましょう。
最初は100mlから始めて、慣れてきたら水の量を増やしていくのがポイントです。
あごに梅干しのようなシワができると、肌の衰えを疑ってしまいますが、実は肌よりも奥にある筋肉が関係していました。
もちろん日々のスキンケアは大切ですが、日頃はあまり使用しない筋肉を鍛えることが大切です。
エクササイズで筋肉を動かし、ハリのある若々しいあごを取り戻しましょう!